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Notion AIとは?できること・料金・無料枠を公式で確かめる

Notion AIは、Notionのページや接続済みアプリの中で働くAIの機能です。公式のFAQはビジネスとエンタープライズで使えると書き、フリーとプラスは試す範囲だと書いています。料金と無料で使える範囲を解説します。

社内の議事録や仕様書をNotionに置いていると、ページを開いたときにAIの入り口が目に入ります。検索の欄に問いを文章のまま入れると、ワークスペースの中から答えが返ってきます。

この機能の名前がNotion AIで、探しに行く先はウェブではなく自社のワークスペースと接続済みアプリです。使えるプランは限られており、無料のまま続けられる範囲も決まっています。

この記事では、Notion AIにできることから、何を検索できるのか、料金と無料の範囲、日本語の対応、入力した内容の扱いまでをご紹介します。

1. Notion AIとは?

Notion AIとは、Notionのページ・データベース・接続済みアプリの中で働くAIの機能です。文章を書くところ、表を作るところ、探すところのそれぞれに入り口があるので、別のサービスへ切り替えずに使えます。ワークスペース(=Notionでチームの文書をまとめて置く場所)に置いたものが、そのまま答えの材料になります。

Notion AIは、公式サイトでどのように紹介されているのでしょうか。Notionの公式サイトにあるNotion AIのページは、この機能が何のためのものかを「仕事のためのAIツール」という見出しで1行だけ示しています。

使えるプランは公式のヘルプセンターのFAQに書かれており、ここが読み飛ばされやすいところです。Notionの契約さえあればどのプランでも同じように使える、というわけではありません。

Notion AI is available on Business and Enterprise Plans. Notion AIはビジネスプランとエンタープライズプランで利用できます。

出典:Notion 公式ヘルプ「What is Notion AI? FAQs」(2026年9月22日確認)(新しいタブで開く)

フリーとプラスにも入り口はありますが、そちらは回数に限りのある試用の範囲なので、続けて使う場合はビジネスプラン以上を契約することになります。ウェブ全体を探して答えるAI検索エンジンとは向きが違うので、サービスごとの機能と料金を比べたい場合はAI検索エンジンの比較が受け持っています。

2. Notion AIにできること

公式のNotion AIのページには、エージェント、AIミーティングノート、エンタープライズサーチ、Notionエージェント、カスタムエージェント、リサーチモード、AIブロックという7つの機能の名前が並んでいます。名前だけでは働きが分かりにくいので、公式ページとヘルプに書かれている説明と、使えるプランを並べました。

機能の名前はNotion公式のNotion AIのページ、働きと使えるプランは料金ページと各ヘルプページから写した。公式ページに説明が無いものは「記載なし」と書いている(2026年9月22日確認)

機能公式ページに書かれている働き使えるプラン
エージェント面倒な作業を自動化するビジネスとエンタープライズ(料金ページの記載)
AIミーティングノートミーティングを文字起こしし、重要なポイントや対応事項を特定するビジネスとエンタープライズ(ヘルプの記載)
エンタープライズサーチワークスペースや接続済みアプリから、関連情報を数秒で検索するビジネスとエンタープライズ(ヘルプの記載)
カスタムエージェントNotionクレジットを消費して動くビジネスとエンタープライズ(ヘルプの記載)
リサーチモード記載なし記載なし
AIブロック記載なし記載なし

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このうち会議の場で使うことになるのがAIミーティングノートです。公式ヘルプによると、Notion AIがミーティングを文字起こしし、チーム全体で共有できる重要なポイントや対応事項を特定します。ノートが自動で作られるので、会議の場では会話に集中できます(Notion 公式ヘルプ「NotionでAIミーティングノートを取る」)。

同じヘルプページには使える量の線も書かれていて、1日の使用制限はユーザーあたり10時間、要約を作るには少なくとも300文字、音声にして約1分に当たる内容が要ります。短い立ち話を録っただけでは要約が作られないので、記録として残したい会議を選んで使うことになります。

カスタムエージェントとワーカーは、Notionクレジット(=Notionの一部の機能を動かすたびに減る前払いの単位)を消費します。プランごとに何クレジット付くのか、追加でいくら買えるのかは、公式ページの文字情報からは読み取れませんでした。

3. SlackやGoogleドライブなど外部アプリとの連携

Notion AIがどこまで探しに行くのかを決めているのがエンタープライズサーチです。公式ヘルプは探す先を、ワークスペースや接続済みアプリだと書いており、そこから関連情報を数秒で検索できるとしています(Notion 公式ヘルプ「エンタープライズサーチ」)。

接続済みアプリとして挙がっているのは、Slack、Microsoft Teams、Googleドライブ、Jiraなどです。同じヘルプページは、この機能をビジネスおよびエンタープライズプランで利用できると書いているので、フリーとプラスの契約では横断の検索まで届きません。

なお、料金ページのビジネスの欄では「エンタープライズサーチベータ」と書かれているいっぽうで、日本語のヘルプページにベータの表記は無く、どちらが現在の扱いなのかは公式ページの文字情報からは切り分けられていません。

ここがウェブを探すAI検索エンジンとの分かれ目で、AI検索エンジンは公開されているページを材料にしますが、Notion AIの材料は自社が置いた文書と、つないだアプリの内容になります。

4. Notion AIの料金

Notionの日本語の料金ページに出ているプランは4つで、表示されるのは1メンバーあたりの月額です。公式ページに記載の無いところは、表のセルに「記載なし」と書いています。

Notion公式の日本語の料金ページから写した。税の表記はページ全体の注記で、プランごとの内訳は無い。金額は開いた時点で表示されていた値である(2026年9月22日確認)

プラン名月額(1メンバーあたり)税の表記年払いの割引無料の枠使える機能
フリー¥0日本の消費税(該当する場合)記載なし体験版AI機能ドキュメントの生成やデータベースの自動入力などの体験版AI機能
プラス¥1,650日本の消費税(該当する場合)最大20%お得に体験版AI機能フリーの内容に、無制限のファイルアップロードと30日間のページ履歴
ビジネス¥3,150日本の消費税(該当する場合)最大20%お得に記載なしNotionエージェント、AI ミーティングノート、エンタープライズサーチベータ
エンタープライズカスタム料金日本の消費税(該当する場合)記載なし記載なしビジネスの内容に、ゼロデータ保持などの管理機能

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料金ページには支払いを切り替える口があり、英語版のラベルは「Pay monthly」と「Pay yearly」です。毎年払いの側には「Save up to 20% with yearly」と添えられていて、日本語のページでは「最大20%お得に」と公式の料金ページが書いています。

毎月払いを選んだときの金額はページの文字情報として取れなかったので、契約の前には料金ページで支払いを切り替えたうえで、見積もりを作ることになります。

5. Notion AIの無料版はどこまで使える?回数制限あり?

無料のまま使い続けられるのかどうかは、料金ページとFAQの両方に手がかりがあります。料金ページのフリーとプラスの欄にあるのは「ドキュメントの生成やデータベースの自動入力などの体験版AI機能」という記載です(Notion 公式「料金プラン」)。

公式のヘルプセンターのFAQは、この体験版AI機能の範囲をもう少し具体的に書いています。

Users on the Free and Plus Plans get a limited number of complimentary AI responses so they can try Notion AI features out. フリープランとプラスプランの利用者には、Notion AIの機能を試せるように、回数に限りのある無償のAIの応答が用意されています。

出典:Notion 公式ヘルプ「What is Notion AI? FAQs」(2026年9月22日確認)(新しいタブで開く)

何回までなのかは料金ページにもFAQにも書かれておらず、続けて使うにはビジネスプラン以上を契約することになるので、無料の範囲は入れるかどうかを見極めるための期間だと考えられます。無料の範囲で確かめておけることは4つあり、実際に試す順で並べると次のようになります。

  1. 手元のページでAIの入り口を開き、文章の生成と要約が自社の文書で使いものになるかを見る
  2. データベースの自動入力を試し、列の内容がそろうかどうかを見る
  3. 回数の上限に当たるまでの感触をつかみ、1週間でどれくらい使ったかを記録する
  4. 横断の検索と議事録はビジネス以上なので、必要かどうかを社内で決めてから契約に進む

6. Notion AIの日本語対応について

日本語で業務に使えるのかどうかは機能ごとに確かめることになり、公式ヘルプが対応言語を書いているのはAIミーティングノートで、そこに日本語が入っています。

対応言語は英語、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語、ベトナム語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、オランダ語、スウェーデン語の16である(2026年9月22日確認)

機能日本語で使えるか出どころ
AIミーティングノートの文字起こしと要約対応言語16のうちの1つとして日本語が挙がっている公式ヘルプ「NotionでAIミーティングノートを取る」
AIミーティングノートの話者のラベル付け現在は英語のみ同じヘルプページ
Notion AI 全体の対応言語記載なし公式ヘルプを開いたが、一覧が見つからなかった

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議事録で気をつけるのは話者のラベル付けで、日本語の会議では誰の発言かが分かれません。名前まで残したい場合は、録ったあとに人が入れ直すか、発言の前に名乗る運用にすることになります。

7. Notion AIのセキュリティとプライバシー

社内の文書を入れてよいかどうかは、学習に使われるかどうかと、提供元が何日持つかの2つに分けると説明しやすくなります。前者について公式ヘルプは、既定ではNotionとそのAIの再委託先が顧客データをモデルの学習に使わないと書いています。契約でも学習に使うことを禁じています(Notion 公式ヘルプ「Notion AI security & privacy practices」)。

同じページには通信の守り方とデータがどれだけ残るのかも書かれていて、ここはプランで違うところなので表にまとめました。

LLM(=大量の文章で学習した言語予測AI)の提供元がどれだけデータを持つかは、エンタープライズとそれ以外で分かれている。フリー・プラス・ビジネスの区別は書かれていない(2026年9月22日確認)

項目公式ヘルプの記載出どころ
モデルの学習既定では顧客データを学習に使わない。契約でも禁じているNotion AI security & privacy practices
通信の暗号化第三者へ送るときはTLS 1.2以上で暗号化する同じページ
エンタープライズの保持ゼロデータ保持で、LLM提供元にデータは残らない同じページ
ほかのプランの保持LLM提供元が持つのは30日以内で、そのあと削除される同じページ
検索用の埋め込みページやワークスペースの削除から60日以内に削除される同じページ

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社内へ説明するときは、学習に使わないことと、提供元にデータが残る期間を分けて伝えると通りやすくなります。ゼロデータ保持が要件に入っている場合は、エンタープライズを前提に見積もることになります。

まとめ|Notion AIが探すのはワークスペースと接続済みアプリ

Notion AIは、Notionのページ・データベース・接続済みアプリの中で働くAIの機能です。公式ヘルプが探す先として書いているのはワークスペースと接続済みアプリなので、ウェブを探して答えを組み立てるAI検索エンジンとは向きが違います。

使えるプランは公式のFAQによればビジネスとエンタープライズで、フリーとプラスにも入り口はありますが、そちらは回数に限りのある体験の範囲であり、何回までなのかは公式ページに書かれていません。

料金ページに出ている1メンバーあたりの月額は、フリーが¥0、プラスが¥1,650、ビジネスが¥3,150、エンタープライズはカスタム料金でした。税は「日本の消費税(該当する場合)」と注記され、年払いには「最大20%お得に」と公式の料金ページが添えており、いずれも2026年9月22日に開いて写した値です。

公式ページで確かめられなかったものが3つあり、毎月払いを選んだときの金額、プランごとに付くNotionクレジットの数と追加の金額、Notion AI全体の対応言語の一覧です。見積もりを作る前には、この3つを料金ページと管理画面のそれぞれで確かめることになります。

次に読む記事は目的によって分かれます。ウェブを探すサービスの機能と料金を比べたい場合はAI検索エンジンの比較へ進みます。指示を受けて自分で作業を進める仕組みそのものを知りたい場合はAIエージェントとはが続きを受け持っています。自社のページをAIの回答に出したい場合は、AIO対策とはが入り口になります。

社内の文書をAIに読ませる進め方で迷う場合の相談は、お問い合わせのフォームで受け付けています。

Notion AIに関するよくある質問

Notion AIは無料で使えますか。

フリーとプラスで試せます。料金ページには「ドキュメントの生成やデータベースの自動入力などの体験版AI機能」とあり、公式のFAQは回数に限りのある無償の応答だと書いています。何回までなのかは書かれていません。

Notion AIの料金はいくらですか。

料金ページに出ている1メンバーあたりの月額は、フリーが¥0、プラスが¥1,650、ビジネスが¥3,150で、エンタープライズはカスタム料金です。注記に「日本の消費税(該当する場合)」とあり、年払いには「最大20%お得に」と公式の料金ページが添えています。

Notion AIはどのプランで使えますか。

公式のFAQは「Notion AI is available on Business and Enterprise Plans.」と書いています。エンタープライズサーチとAIミーティングノートも、ヘルプページでビジネスとエンタープライズが対象と書かれています。

Notion AIは日本語で使えますか。

AIミーティングノートの対応言語16のうちの1つが日本語です。ただし話者のラベル付けは現在は英語のみなので、日本語の会議では誰の発言かが分かれません。Notion AI全体の対応言語の一覧は、公式ヘルプで見つけられませんでした。

入力した内容はAIの学習に使われますか。

公式ヘルプは「By default, Notion and its AI Subprocessors do not use Customer Data to train any models.」と書いています。提供元が持つ期間はプランで分かれ、エンタープライズはゼロデータ保持、ほかのプランは30日以内に削除されます。

Notion AIはウェブも検索しますか。

公式ヘルプがエンタープライズサーチの探す先として書いているのは、ワークスペースと接続済みアプリです。ウェブ全体を探して答えるサービスの比較は、AI検索エンジンの比較の記事が受け持っています。

関連する出典

この記事の根拠にした一次情報(=発表元がみずから出している資料)です。

  1. Notion公式 — Pricing(料金プラン)(新しいタブで開く)https://www.notion.com/pricing
  2. Notion公式 — Meet your AI team(Notion AI製品ページ)(新しいタブで開く)https://www.notion.com/product/ai
  3. Notion公式ヘルプ — Notion AI security & privacy practices(新しいタブで開く)https://www.notion.com/help/notion-ai-security-practices
  4. Notion公式ヘルプ — Notion credits(Custom Agentの料金)(新しいタブで開く)https://www.notion.com/help/custom-agent-pricing
  5. Notion公式ヘルプ — Understand pricing for Workers (beta)(新しいタブで開く)https://www.notion.com/help/understand-pricing-for-workers

この記事に出てくる用語

生成AI検索
AIが対話形式で答えそのものを返す、新しい検索のかたち。
RAG
外部の文書を取り込んでから答えを作るAIのしくみ。
AI検索
生成AIを使って答えを導く検索の総称。

執筆者紹介

上席研究員

中村 仁紀

「GMO AI最適化ブースト」のAIO/GEOコンサルタント 兼 GMO AI検索ラボ 上席研究員。生成AIに引用・推奨されるためのウェブサイトの最適化を支援します。

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