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AIO対策の費用相場はいくら?各社の公開料金と料金体系を解説

AIO対策の費用相場は、スポットの診断・施策で5万〜80万円、月額コンサルで月3万〜75万円です(2026年9月19日時点・各社の公式サイトの記載)。4つの料金体系、費用が会社によって違う理由、見積もり前のチェックポイントを解説します。

AIO対策を外部へ頼むと、いくらかかるのでしょうか。各社が公式サイトに載せている料金を集めると、1回5万円からの診断、月3万円からの伴走、月7980円からのツールまで幅があります(税の別は会社ごとに異なります)。同じ月額でも、計測と提案までのプランもあれば、ページの修正まで含むプランもあります。

この記事では、各社の公式サイトの料金をもとに、費用の相場と料金体系、会社によって金額が違う理由を整理します。予算の帯ごとに頼める範囲、内製・外注の分け方、見積もりの確認点もまとめています。

来期の予算を組むときや、見積もりを比べるときの材料として使えます。

AIO対策の費用相場

公開されている料金の幅は、どう読めばよいのでしょうか。提供されるサービスは、スポット(=単発の依頼)・記事制作・月額の伴走(=継続的な支援)・ツールの4種類に分かれます。会社によってAIOやLLMO(=大規模言語モデルに対する最適化)など呼び方が異なります(LLMOとは)。

図1:注:料金を公式サイトに載せていない会社は含んでいない。

公開料金は、スポットが5万〜80万円、月額コンサルが月3万〜75万円
公開料金は、スポットが5万〜80万円、月額コンサルが月3万〜75万円

図1:注:料金を公式サイトに載せていない会社は含んでいない。

出所:GMO AI検索ラボ

費用の項目ごとの公開料金の幅。出典:各社の公式サイト(2026年9月18〜19日時点)

費用の項目公開料金の幅(最安〜最高)
スポット(診断・施策)5万〜80万円
記事制作(1本)1万5000〜8万円(下限は仁頼の初回特別価格)
月額コンサル月3万〜75万円(SEOとのセットは月100万円)
ツール(国内)月7980円〜11万9800円
ツール(海外)月29〜549ドル(大企業向けは月1000ドル〜)
初期費用0円〜80万円(SEOとのセットは280万円)

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注:料金を公式サイトに載せていない会社は含んでいません。「〜」の付いた料金は下限だけが書かれたもので、上限は書かれていません。税込と書いたもの以外は、税抜か税の記載が無い料金です。海外のツールはドル表示のままで、円に換算していません。

SEOとあわせて依頼すると料金はどう変わるのでしょうか。SEOとLLMOの料金を同じ会社が公開している例では、SEOの費用に上乗せする形のプランが用意されています。ナイルは、SEOコンサルティングが月40万円から(期間6ヵ月〜)、LLMOコンサルティングが月30万円から、SEO+LLMOが月60万円から(期間6ヵ月〜)で、セットはSEOだけより月20万円高くなります。プリンシプルは、SEOの月次コンサルティングが月70万円から(最低6か月から)、SEO+LLMOセットが月100万円で、セットはSEO単体より月30万円高く設定されています(2社とも税の記載なし)。この2社では、SEOとLLMOのどちらも月数十万円の価格帯に並びます。

同じ月額のプランでも、対応してもらえる範囲に違いはあるのでしょうか。金額によってサポートの内容が変わります。AliveCastでは、月3万円から(税抜)のプランは計測と改善提案まで、月10万円から(税抜)のプランは実装までを含みます。違いは「AIO対策の費用が会社によって違う3つの理由」で詳しく説明します。

AIO対策の費用を比較する際は、どこに気をつければよいのでしょうか。月額の大小ではなく、プランごとの金額に何が含まれるかで比べます。

AIO対策の料金体系と契約形態

図2:月額だけを見ると、初期費用と記事の本数に応じた費用が抜け落ちる。

料金体系は4つに分かれ、主な費用がそれぞれ違う
料金体系は4つに分かれ、主な費用がそれぞれ違う

図2:月額だけを見ると、初期費用と記事の本数に応じた費用が抜け落ちる。

出所:GMO AI検索ラボ

AIO対策の4つの料金体系

AIO対策で買うものはどのように分かれているのでしょうか。公開されている料金は、スポット型・記事制作型・月額コンサル型・ツール型の4つの体系に分かれます。

4つの料金体系を表で見る(依頼する作業・主な費用・会社の例)

料金体系依頼する作業主な費用料金を公開している会社の例スポット型AI検索の回答での自社の表示を調べて改善案を出す診断、構造化データやサイト構造の整備と実装1回ごとの料金課題解決プラットフォーム(AIO診断10万円・税抜)、アドカル(LLMO診断20万円・税の記載なし)、アイオイクス(LLMO診断20万円から・税抜)、AliveCast(実装パッケージ10万円から・税抜。月額プランとは別の申し込み)、プリンシプル(スポットコンサル80万円)記事制作型新規記事の作成、既存記事のリライト記事1本ごとの料金。最低発注本数を示している会社もあり、月額と本数を組にしている会社もある仁頼(初回特別価格のGEOリライト1記事1万5000円・税抜)、Mesut(1本2万円・税抜、最低30本から)、はちのす制作(月10万円で月3本・税抜)月額コンサル型プロンプト設計(=どんな文をAIに入力して追うかを決める作業)、AIの回答のモニタリング、改善提案を毎月続ける月額料金。初期費用が別途かかることがあるAIMA(月5万円・税抜、初期費用0円)、アドカル(伴走プラン 月20万円から)、ナイル(月30万円から)、GMO NIKKO(GMO AIOブーストのPLAN 02 月60万円、最低契約6か月から)ツール型AI検索での表示の計測や記事作成に使うツールを、自社で使う月額の利用料仁頼(GEO Hack Suite ライト月1万4800円・税抜)、Faber Company(ミエルカGEO 月4万9800円から・税抜)、GMO NIKKO(GMO AIOブーストのPLAN 01 月10万円、最低契約12か月から)4つの料金体系と、依頼する作業・主な費用。出典:各社の公式サイト(2026年9月18〜19日時点)

費用の払い方と契約形態

費用の払い方にはどのような種類があるのでしょうか。この記事の整理として、1回払い、本数に応じた従量、月額、初期費用の別立てに分けて確認します。1回払いの例には、課題解決プラットフォームの「AIO診断」10万円(一括・単発・税抜)があります。

従量課金のプランでは何に費用を払うのでしょうか。本数に応じた従量の例として、Mesutの「メントリAIO」スタンダードプランは「10万円~ / 月」(税抜)です。記事は「2万円/本+税」「最低30本〜」で、価格はすべて税抜表記のため、記事だけで60万円(税抜)以上になります。同社は「分析・調査・コンサル費は無料。お支払いいただくのは、結果に直結する作業の対価のみです」としています。

月額と本数を組にした場合はどうなるのでしょうか。はちのす制作の「LLMO Branding 記事制作」ミニマムスタンダードは月10万円(税抜)で月3本です。AIMAは月5万円(税抜)で、支援範囲の中で記事制作、リライト(=既存記事の書き直し)、FAQ追加、関連する実装を本数の制限なしで進めるとします。

初期費用は別にかかるのでしょうか。初期費用を別に立てる例として、課題解決プラットフォームはスタンダード月25万円(税抜)やプレミアム月50万円(税抜)に「別途初期費用150,000円〜」(税の記載なし)としています。AtoZ Designは、コンテンツ制作内製化サポート月5万5000円(税込)やフルコンサルティングサポート月11万円(税込)に「初期分析・設計 ¥110,000(税込/初回のみ)」を別に設けています。

初期費用がかからないプランはあるのでしょうか。AtoZ Designの丸投げ運用支援は月3万3000円(税込)で、初期費用は「不要」とされています。

これらの情報から何が言えるのでしょうか。何を買うかという内容と、どう払うかという契約形態を分けて見ると、同じ月額でも内容が異なると分かります。そのうえでLLMOコンサルティングなどの費用を比べると、金額の差の理由をつかめます。

AIO対策の費用が会社によって違う3つの理由

図3:見積もりに「AI専用設定」のような項目があるときは、何の作業を指すのかを確認する。

費用の差は、調査量とページ数、実装の範囲から生まれる
費用の差は、調査量とページ数、実装の範囲から生まれる

図3:見積もりに「AI専用設定」のような項目があるときは、何の作業を指すのかを確認する。

出所:GMO AI検索ラボ

対象とするプロンプトや生成AIの数

対象とする範囲は費用にどう影響するのでしょうか。料金を公開しているツールでは、計測するプロンプト(=AIに入力する質問の文)や生成AIの数が増えるほど、料金が上がります。Otterlyでは、Liteが月29ドルで15プロンプト、Standardが月189ドルで100プロンプト、Premiumが月489ドルで400プロンプトを設定しています。対象エンジンはChatGPT・AI Overviews・Perplexity・Copilotの4エンジンで、Claude・AI Mode・Geminiは追加料金です。

ほかのサービスではどうでしょうか。Brand UPは、Basicが月7980円(税の記載なし)で「登録プロンプト数 10件」とし、ChatGPT・AI Overviewsの2つを対象にします。Proは月5万円(税の記載なし)で50プロンプト・4つとなり、Gemini・AI Modeが追加されます。ツールのSemrushも全プランにAI検索の追跡を含み、Starterは1日50プロンプトです。

ツールの料金表は、調べる範囲が料金に効くことを示す例です。支援会社に見積もりを頼むときも、対象にするAIとプロンプトの数をそろえてから比べます。

記事の制作本数と実装の有無

作業の量は見積もりにどう反映されるのでしょうか。作成する記事の本数によって金額が変わります。Mesutは1本2万円(税抜)で最低30本からです。はちのす制作は月10万円(税抜)で月3本、月15万円(税抜)で月6本のプランを用意しています。

実装を含むプランはどう違うのでしょうか。提案までか実装まで含むかで料金が分かれます。AliveCastは、AIの回答の計測と改善提案の文書までを月3万円から(税抜)で提供しています。一方で、FAQの追加や構造化データの更新を含むプランは月10万円から(税抜)です。

サイトの規模と現状

自社のサイトの状況は費用に関わるのでしょうか。サイトの規模や現状によっても金額は変動します。ミツエーリンクスは料金について「サイトの規模・現状・対応範囲によって変動します」と書き、「お見積もりまでは無料です」と説明しています。

では、サイトの現状を整える作業に、Googleが示す表示の条件はあるのでしょうか。Google 検索セントラルの原文には、次のように書かれています。

There are no additional requirements to appear in AI Overviews or AI Mode, nor other special optimizations necessary. AI OverviewsやAI Modeに表示されるための追加の要件はなく、ほかに特別な最適化も必要ありません。

出典:Google 検索セントラル「AI features and your website」(2026年9月18日確認)(新しいタブで開く)

この記述が対象にしているのは、GoogleのAI OverviewsとAI Modeです。

見積もりの金額は何で決まるのでしょうか。AIO対策の費用は、調査するAIやプロンプトの数、記事制作や実装の有無、サイトの規模と現状で決まります。

公式サイトで確認できた料金一覧

各社の公式サイトではいくらで案内されているのでしょうか。料金を公式サイトに載せている会社のプランを、1つの表にまとめました。

公式サイトに料金を載せている会社のプラン。「-」は、その項目が公式サイトに書かれていないことを指す。税の別の「記載なし」は、金額に税抜・税込の記載が無いことを指す。料金を公式サイトに載せず、見積もりや資料で案内する会社(アウンコンサルティング、ウィルゲート、CINC、Speee、Hakuhodo DY ONE、LANYなど)は含んでいない。出典:各社の公式サイト(2026年9月18〜19日時点。アイオイクス、アドカル、GMO NIKKO、ナイル、プリンシプル、ミツエーリンクスは2026年10月1日に確かめ直した)

会社プラン公開料金課金の単位初期費用最低契約期間税の別
PLAN-BLLMO現状調査レポート5万円から1ドメインごと––記載なし
PLAN-Bマーケティングパートナーズ(PLAN-Bのグループ会社)LLMOコンサルティングサービス50万円から1ドメインごと–6か月から記載なし
課題解決プラットフォームAIO診断10万円1回(一括・単発)–単発のため対象外税抜
課題解決プラットフォームスタンダード/プレミアム月25万円/月50万円月額15万円から6か月、以降1か月単位の自動更新税抜
アイオイクスLLMO診断(Webコンテンツ診断)20万円から(税込22万円から)1回––税抜・税込を併記
アイオイクスLLMO+SEOコンサルティング+実行支援月60万円から(税込66万円から)月額–6か月(よくある質問に「最低契約期間は6ヶ月」「3ヶ月ごとに区切ってのご契約も対応しております。」)税抜・税込を併記
アドカルLLMO診断/伴走プラン20万円/月20万円から1回/月額––記載なし
メディアリーチ(「LLMO対策の費用はいくら?」の記事)LLMO Audit/LLMOコンサルティング30万円から/月30万円から1回/月額––税抜
メディアリーチ(「LLMO対策会社」の記事)スポット診断調査/月次コンサルティング・運用代行1回30万円から/月30万円1回/月額0円のプランあり–記載なし
ミツエーリンクスGEO / LLMOコンサルティング50万円から(調査・現状分析・対策テーマと改修領域の設計・施策立案)。規模・現状・対応範囲によって変動–––記載なし
プリンシプルLLMOスポットコンサルティング80万円1回––記載なし
プリンシプルLLMOライトモニタリング/LLMO伴走コンサルティング月15万円/月30万円月額30万円/80万円–記載なし
プリンシプルSEO+LLMOセット月100万円月額280万円–記載なし
プリンシプルコンテンツ制作(追加オプション)8万円から1本ごと––記載なし
仁頼AIO対策パッケージ(初回特別価格)GEOリライト1万5000円、GEO×SEO新規記事5万5000円1記事ごと19万8000円(サイト診断・戦略設計・KPI設定を含む)–税抜
仁頼GEO Hack Suite(ツール)ライト月1万4800円、スタンダード月3万9800円、プロ月8万9800円。ライトの年払いは月1万2300円月額0円いつでも解約可税抜
MesutメントリAIO スタンダードプラン月10万円から。記事は1本2万円で最低30本から月額+1本ごと–3か月税抜
AtoZ Design丸投げ運用支援(同社にサイト制作を依頼した会社に限る)月3万3000円月額不要年間税込
AtoZ Designコンテンツ制作内製化サポート/フルコンサルティングサポート月5万5000円/月11万円月額初期分析・設計11万円(初回のみ)6か月から税込
AtoZ DesignAIO・SEO記事制作3万3000円1記事ごと(毎月2本から)–6か月から税込
AliveCast月額ライト/スタンダード/フル運用月3万円から/月10万円から/月25万円から月額––税抜(「表示価格は税別・目安です」)
AliveCast実装パッケージ(月額プランとは別の申し込み)10万円から1回–単発のため対象外税抜
AIMA–月5万円月額0円1か月単位税抜
ナイルLLMOコンサルティング/LLMO+SEOコンサルティング月30万円から/月60万円から月額–-/6か月から(SEOコンサルティングのページの料金表「期間 6ヵ月〜」)記載なし
GMO NIKKOGMO AIOブースト PLAN 01 ソリューションツール/PLAN 02 コンサルテーション月10万円/月60万円月額–12か月から/6か月から記載なし
GMO NIKKOGMO AIOブースト PLAN 03 エンタープライズ問い合わせ(ASK)月額–12か月から–
バクリAIOトライアル月30万円月額0円1か月記載なし
バクリAIO Light/Basic/Premium月30万円/月50万円/月75万円月額各30万円LightとBasicが3か月から、Premiumが6か月から記載なし
はちのす制作LLMO Branding 記事制作(ミニマムスタンダード/スタンダード)月10万円で月3本/月15万円で月6本月額(本数込み)10万円(初月のみ)「契約期間のしばりはありません。」税抜

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実際のサービスページにはどのように書かれているのでしょうか。代表的な数社の画面を紹介します。

図4:9月10日時点の見出し。業界の相場として月10万〜50万円を示し、自社の月25万円からを添えている。9月14日の更新で、見出しの後半は「月10〜50万円の内訳」に変わった

課題解決プラットフォームのAIO対策の費用のページの上部
課題解決プラットフォームのAIO対策の費用のページの上部

図4:9月10日時点の見出し。業界の相場として月10万〜50万円を示し、自社の月25万円からを添えている。9月14日の更新で、見出しの後半は「月10〜50万円の内訳」に変わった

出所:AIO対策の費用相場2026(株式会社課題解決プラットフォーム)

図5:SEOとLLMOを組み合わせた支援として案内し、目次に提供価格の節を置いている

プリンシプルのLLMOコンサルティングのサービスページの上部
プリンシプルのLLMOコンサルティングのサービスページの上部

図5:SEOとLLMOを組み合わせた支援として案内し、目次に提供価格の節を置いている

出所:LLMOコンサルティング(株式会社プリンシプル)

図6:料金の内訳と依頼先の選び方を1本の記事にまとめ、自社の料金表も載せている

AliveCastのAEO対策の費用相場の記事の上部
AliveCastのAEO対策の費用相場の記事の上部

図6:料金の内訳と依頼先の選び方を1本の記事にまとめ、自社の料金表も載せている

出所:AEO対策の費用相場は?料金の決まり方と依頼先の選び方(株式会社AliveCast)

会社によって対策の呼び方が違うのはなぜでしょうか。AI向けの対策は会社によってAIO・GEO・LLMO・AEOと呼び方が違い、各社のページで複数の呼び方が使われています。呼び方の関係はLLMOとはで、会社ごとの説明はLLMO対策を請け負う会社で解説しています。

比較記事の金額と公式サイトの金額が違うことはあるのでしょうか。AIMA MEDIAの比較記事は、メディアリーチを診断33万円から(税込)と書いています。この記事では公式の情報を優先して表を作りました。

同じ会社の記事どうしで金額が違う例はあるのでしょうか。メディアリーチの「LLMO対策会社」の記事は、LLMOスポット診断調査が1回30万円から(税の記載なし)です。一方で「LLMO対策の費用はいくら?」の記事は、LLMO Auditが30万円から(税抜)としています。

この章で分かったことは何でしょうか。各社のプランは、公式サイトに載っている金額で比べられます。この章で見たメディアリーチの例のように記事によって金額が違うこともあるため、一次情報(=会社自身が公式サイトに載せた情報)を確かめてから比べます。

予算別に依頼できる範囲

月額の予算帯で頼める作業の範囲はどう変わるか

月額の予算帯によって依頼できる作業の範囲はどう変わるのでしょうか。各社が公開しているプランの金額と内容をもとに、予算の規模ごとに頼める内容を整理します。作業の内容まで公開しているのは、AliveCast、AIMA、AtoZ Design、はちのす制作などです。ナイル、バクリ、課題解決プラットフォームのように金額を中心に公開している会社は、見積もりの段階で作業の範囲を確かめます。月額だけで帯を分けているため、初期費用や最低契約期間(=途中で解約できない最短の期間)を含めた総額は、「AIO対策の費用対効果の考え方」の計算で確かめます。

月5万円までの予算で依頼できる範囲

月額5万円までの予算ではどのような対策ができるのでしょうか。専用のツールを利用した自社での計測と、作業範囲を絞った外部への支援依頼の両方があります。ツールを利用する場合、Brand UPは月7980円(税の記載なし)、ミエルカGEOは単一サイト月4万9800円(税抜)で導入できます。ツールの詳細はLLMO対策のツールで紹介しています。

他のツールや店舗向けのプランはいくらで利用できるのでしょうか。GEO Hack Suiteのライトは月1万4800円、スタンダードは月3万9800円(ともに税抜)です。店舗向けには、診断と改善提案、顧客の声の収集、店舗専用ページの自動生成ができるGMOコマースの「GMO店舗AIO」が月2万円(税別)から提供されています。

外部に作業を任せる支援プランには何が含まれるのでしょうか。AliveCastの月額ライトは月3万円から(税抜)で、計測と改善提案までを含みます(「AIO対策の費用が会社によって違う3つの理由」で説明)。AtoZ Designの丸投げ運用支援は、記事制作月1本・MEO対策(=地図検索での最適化)・サイト保守を含み、月3万3000円(税込)です。こちらは同社にサイト制作を依頼した会社に限られます。

定額で実作業を幅広く頼めるプランはあるのでしょうか。AIMAは月5万円(税抜)で、支援範囲の中で記事制作・リライト・FAQ追加・関連する実装を本数の制限なしで進められます。広告費や外部ツールなど第三者に払う費用は対象外です。

月5万円〜10万円の予算で依頼できる範囲

月額5万〜10万円の帯ではどのような選択肢があるのでしょうか。内製を支える支援プランと、上位のツールがあります。AtoZ Designのコンテンツ制作内製化サポートは月5万5000円(税込)です。Brand UP Proは月5万円(税の記載なし)で、50プロンプト・4AIに対応し、初期費用0円・1ヶ月ごとの契約で利用できます。

他のツールではどのような料金プランがあるのでしょうか。仁頼のGEO Hack Suite プロは月8万9800円(税抜)です。

月10万円〜30万円の予算で依頼できる範囲

月額10万〜30万円の予算ではどこまで依頼できるのでしょうか。改善の提案だけでなく、実際のページ修正や記事の制作までを任せられるプランが増えます。AliveCastの月額スタンダードは実装を含めて月10万円から、フル運用は月25万円から(ともに税抜)です。AtoZ Designのフルコンサルティングサポートは月11万円(税込)で提供されています。

記事の制作を本数単位で依頼する場合はいくらかかるのでしょうか。Mesutのスタンダードプランは月10万円から(税抜)です。記事は1本2万円(税抜)で、最低30本からとしています。はちのす制作は、月10万円で月3本、月15万円で月6本(ともに税抜)の記事制作に対応しています。

伴走型の支援やコンサルティングの費用はどのくらいでしょうか。アドカルの伴走プランは月20万円から(税の記載なし)です。課題解決プラットフォームのスタンダードは月25万円(税抜・初期15万円から)となっています。ナイルのLLMO単体は月30万円から(税の記載なし)、メディアリーチのLLMOコンサルティングは月30万円から(税抜)で依頼できます。

この帯には、ほかにどのようなプランがあるのでしょうか。GMO NIKKOのPLAN 01 ソリューションツールは月10万円(税の記載なし)で、最低契約期間は12か月からです。バクリのAIOトライアルとAIO Lightは月30万円(税の記載なし)で利用できます。

初期費用が別にかかるプランはどうなっているのでしょうか。プリンシプルのライトモニタリングは月15万円で初期費用30万円、LLMO伴走コンサルティングは月30万円で初期費用80万円です(ともに税の記載なし)。

月30万円〜50万円の予算で依頼できる範囲

月額30万〜50万円の帯ではどのような支援が受けられるのでしょうか。この帯で料金を公開している例は2件で、どちらも月50万円のプランです。課題解決プラットフォームのプレミアムは月50万円(税抜・初期15万円から)です。

最低契約期間が設定されているプランはあるのでしょうか。バクリのAIO Basicは月50万円(税の記載なし)で、初期費用30万円が別途かかり、最低3か月から契約できます。

月50万円以上の予算で依頼できる範囲

月額50万円以上の予算ではどのような対策を任せられるのでしょうか。SEOとあわせた総合的なコンサルティングや、長期の実行支援を依頼できます。アイオイクスのLLMO+SEOコンサルティング+実行支援は月60万円から(税込66万円から)で、初期調査の1か月を含む7か月の支援が受けられます。ナイルのSEO+LLMOは月60万円から(税の記載なし)です。

他の高価格帯プランはどのような条件になっているのでしょうか。GMO NIKKOのPLAN 02は月60万円で、最低6か月から契約できます。バクリのAIO Premiumは月75万円(初期30万円・最低6か月から)です。プリンシプルのSEO+LLMOセットは月100万円(初期280万円)で提供されています(いずれも税の記載なし)。

予算帯によって依頼できる内容はどのように変わるのでしょうか。月5万円までにもツールと作業範囲を絞った支援の両方があり、月10万円からは実際のページ修正や記事制作まで任せられるプランが増えます。帯を決めたら、初期費用と最低契約期間を含めた総額で比べます。

内製・外注・一部外注の選び方と費用を抑える方法

図7:内製しても社内の人件費はかかるため、料金だけでは比べられない。

毎月の費用は、ツールだけなら月7980円から、月額コンサルなら月3万円から
毎月の費用は、ツールだけなら月7980円から、月額コンサルなら月3万円から

図7:内製しても社内の人件費はかかるため、料金だけでは比べられない。

出所:GMO AI検索ラボ

内製と外注を判断する基準

内製と外注のどちらを選ぶかは、何で判断するのでしょうか。社内の工数と、CMS(=サイトを編集する仕組み)を触れる人がいるかで決めます。内製では、AIにプロンプトを入力して回答を記録する作業、引用されたページや競合と比べる作業、ページを直して公開する作業が毎月要ります。記録と比較は記事と検索の担当が、ページの修正はCMSを触れる人が受け持ちます。サイトのコードを触る実装まで自社でできるなら、すべてを内製する選択肢があります。

診断や実装だけを外に出す費用の公開例

費用を抑えながら外注するには、どのような方法があるのでしょうか。診断など、特定の作業だけを外に出す方法があります。PLAN-Bは1ドメイン(=Webサイトを識別する名前)の調査レポートを5万円から(税の記載なし)、課題解決プラットフォームはAIO診断を10万円(税抜)で提供しています。

ほかに診断を単体で頼める会社はあるのでしょうか。アイオイクスはLLMO診断を20万円から(税抜、税込22万円から、所要1か月半)とし、継続する場合は「診断でいただいた費用を減額」としています。アドカルのLLMO診断は20万円(税の記載なし)、メディアリーチのLLMO Auditは30万円から(税抜)です。

調査から施策の立案までをまとめて頼む場合はどうでしょうか。ミツエーリンクスは調査・現状分析・対策テーマと改修領域の設計・施策立案を50万円から(税の記載なし)としています。プリンシプルのLLMOスポットコンサルティングは80万円(税の記載なし)です。

実装だけを外に出すことはできるのでしょうか。AliveCastの実装パッケージ(構造化データやFAQなどの実装をまとめたもの)は10万円から(税抜)で、月額プランとは別に申し込めます。

内製の支援プランと計測ツールの利用料

自社で対策を進める場合、どのような支援があるのでしょうか。内製を前提にした支援プランや、計測ツールを利用できます。AtoZ Designは「コンテンツ制作内製化サポート」(月5万5000円・税込)という、内製を前提にした支援プランを公開しています。

ツールを使って計測を自社で回す場合、いくらかかるのでしょうか。外部へ払うのは利用料で、公開されている利用料は国内が月7980円から(税の記載なし)、海外が月29ドルからです。ツールの選び方は、LLMO対策のツールにまとめています。

自社の体制に合わせて費用を抑える

内製と外注の費用はどう考えればよいのでしょうか。社内の工数や実装の体制に合わせて、診断や実装を一部だけ外注したり、ツールを利用したりすると、全体の費用を抑えられます。

AIO対策の費用対効果の考え方

図8:比べるときは月額ではなく、6か月や12か月の総額にそろえる。

見積もりは料金より先に、含まれる作業を数字で確認する
見積もりは料金より先に、含まれる作業を数字で確認する

図8:比べるときは月額ではなく、6か月や12か月の総額にそろえる。

出所:GMO AI検索ラボ

期間の総額で考える

AIO対策の費用対効果はどのように計算するのでしょうか。月額ではなく、一定の期間にかかる総額から判断します。

総額は具体的にいくらになるのでしょうか。課題解決プラットフォームは、スタンダードを最低契約期間の6か月続けた場合の総額を「150,000円+250,000円×6ヶ月=1,650,000円(税抜)」と載せています。各社の最低契約期間は、「見積もり前に確認したいチェックポイント」で一覧にしています。

期間の総額はどのくらいの長さで計算するのでしょうか。最低契約期間で計算すると、途中で解約できない期間の総額が分かります。会社の推奨としては、はちのす制作が「半年以上の継続運用をおすすめしています」と書いています。

費用を回収するために必要な件数の計算

投資した費用を回収するには、何件の受注が必要でしょうか。「期間の総額÷1件あたりの粗利=必要な件数」という式で考えます。期間の総額が決まれば、回収に要る問い合わせや受注の数を見積もれます。

対策の効果はどのくらいの期間で確認するのでしょうか。確認する時期は、契約前に決めておきます。公開されている最低契約期間は3か月から12か月までで、アイオイクスのLLMO+SEOの支援は初期調査の1か月を含む7か月です。効果の測り方はAI検索の計測で扱っています。

AIO対策の費用対効果は、期間の総額と、回収に必要な問い合わせや受注の件数で判断します。

見積もり前に確認したいチェックポイント

見積もりを比べる際は、どこに注目すればよいのでしょうか。提示された金額に何が含まれ、どのような条件が設定されているかを確認します。

  • 月にAIへ入力するプロンプトの数と、対象にするAIの範囲
  • 新規記事の本数と、リライトする既存ページの本数
  • 改善提案までか、実装まで含むか
  • 最低契約期間と、途中解約の条件
  • 追加費用が発生する条件と、その単価
  • 効果測定の方法と、データの引き渡しの有無

最低契約期間と解約の条件

各社の最低契約期間はどうなっているのでしょうか。公開されている例は、3か月から12か月までです。

どの会社が何か月を設けているのでしょうか。課題解決プラットフォーム、AtoZ Designの2プラン、PLAN-Bマーケティングパートナーズ、アイオイクスは6か月からです。バクリはAIO LightとBasicが3か月から、Premiumが6か月からとしています。GMO NIKKOは、PLAN 02を6か月から、PLAN 01とPLAN 03を12か月からに設定しています。

短い期間で契約できるサービスはあるのでしょうか。Mesutは3か月です。AIMAは「最低契約期間も設けていないため、長期契約を先に決めず、1か月単位で始められます」としています。はちのす制作は「契約期間のしばりはありません。」と記載し、仁頼のGEO Hack Suiteは「いつでも解約可」としています。

契約の延長や停止はどう扱われるのでしょうか。条件は契約ごとに異なります。Mesutは「延長/停止は柔軟に対応します。」としています。

追加費用と期間の総額

月額費用のほかに料金はかかるのでしょうか。追加料金の公開例には、記事の追加があります。Mesutは月額のほかに記事1本2万円(税抜・最低30本から)、プリンシプルのコンテンツ制作は追加オプションで1本8万円から(税の記載なし)です。月額の対象外の費用を示す例もあり、AIMAは広告費や外部ツール代など第三者に払う費用を対象外としています。

全体でかかる金額はどう考えればよいのでしょうか。初期費用と月額費用を合わせた期間の総額で比べ、計算の例は「AIO対策の費用対効果の考え方」で紹介しています。

表示の保証と終了後のデータ

費用を払えばAIの回答に必ず表示されるのでしょうか。AtoZ Designは「表示の保証はできません」と記載しています。ミツエーリンクスも「生成AIの仕様は変動するため、効果を保証するものではありません」としています。Googleが示す表示の条件は、「AIO対策の費用が会社によって違う3つの理由」で原文を引用しています。

契約を終えた後、データはどうなるのでしょうか。扱いはサービスごとに異なります。SEOやマーケティングのツールであるSemrushは、規約で、契約の終了後30日以上たってから保存データを消去する場合があるとしています。

見積もりを読む際の手順から、何が分かったのでしょうか。金額は月額だけでなく、作業の範囲や追加費用の条件、期間の総額で確かめます。表示の保証や終了後のデータの扱いも、契約前に確認します。

FAQ

よくある質問

AIO対策は月いくらから始められますか?

ツールだけを利用する場合は、Brand UPの月7980円(税の記載なし)から始められます。予算別の内容は「予算別に依頼できる範囲」の章で紹介しています。

AIO対策とSEO対策は別々に費用がかかりますか?

SEOに上乗せする形のセット料金を公開している会社があります。会社ごとの金額は「AIO対策の費用相場」の章で紹介しています。

初期費用は何に対する費用ですか?

内訳を公開している例では、サイトの診断や設計に対する費用です。仁頼のAIO対策パッケージの初期費用19万8000円(税抜)は、サイト診断・戦略設計・KPI設定(=目標の達成度を測る指標の設定)を含みます。AtoZ Designは「初期分析・設計 ¥110,000(税込/初回のみ)」としています。AIMAやBrand UPのように初期費用0円のサービスもあります。

計測ツールの費用は別にかかりますか?

プランによって扱いが異なります。AIMAは外部ツール代を月額の対象外とし、AliveCastの月額ライトはAIの回答の計測と引用率のレポートを含みます。自社でツールを契約する場合は、国内が月7980円から(税の記載なし)、海外が月29ドルからです。ツールの選び方はLLMO対策のツールで紹介しています。

費用を払えば、AIの回答への表示を保証してもらえますか?

公開されている情報には、表示や効果を保証しないと明記している会社の例があります。AtoZ Designは「表示の保証はできません」と書き、ミツエーリンクスは「生成AIの仕様は変動するため、効果を保証するものではありません」としています。Googleは、AI OverviewsとAI Modeに表示されるための追加の要件や特別な最適化は必要ないとしています。詳しくは「見積もり前に確認したいチェックポイント」の章をご覧ください。

AIO対策の効果は何か月で判断すればよいですか?

判断する時期は、契約前に決めておきます。公開されている最低契約期間は3か月から12か月までで、アイオイクスのLLMO+SEOの支援は初期調査の1か月を含む7か月です。効果の測り方はAI検索の計測で解説しています。

診断だけを頼んでも意味はありますか?

診断の結果をもとに、自社でサイトを直せる体制があれば活用できます。PLAN-Bは5万円から(税の記載なし)、課題解決プラットフォームは10万円(税抜)で診断を提供しています。アイオイクスは、診断のあとに継続する場合「診断でいただいた費用を減額」としています。判断の基準は「内製・外注・一部外注の選び方と費用を抑える方法」の章にまとめています。

月額契約と単発契約は、どちらを選べばよいですか?

社内でサイトを直せるか、毎月の計測を誰が回すかで選びます。単発の例には、課題解決プラットフォームのAIO診断10万円(税抜)やAliveCastの実装パッケージ10万円から(税抜)があります。月額コンサル型は、プロンプト設計やAIの回答のモニタリング、改善提案を毎月続ける形です。

最低契約期間はどのくらいですか?

公開されている例は3か月から12か月までです。会社ごとの期間は「見積もり前に確認したいチェックポイント」の章で紹介しています。

小規模なサイトでもAIO対策はできますか?

小さな予算で始められるプランが公開されています。店舗向けにはGMOコマースの「GMO店舗AIO」が月2万円(税別)から、ツールの仁頼 GEO Hack Suiteは月1万4800円(税抜)からで初期費用0円です。AtoZ Designは中小企業・地域ビジネス向けの支援を案内しています。

AIO・LLMO・GEOで費用は変わりますか?

比べるときは、呼び方ではなく含まれる作業の内容で比べます。ミツエーリンクスはGEOとLLMOを同じ最適化として説明しており、各社のページでも呼び方が混ざって使われています。用語の違いはLLMOとはで解説しています。

税込みと税抜きのどちらで比べればよいですか?

比べる前に、税の条件をそろえます。公式サイトの料金には、税抜、税込、税の記載なしが混ざっています。各社の税の別は「公式サイトで確認できた料金一覧」の章の表で確かめられます。

執筆者紹介

研究員

植田 祐介

GMO NIKKO株式会社 グロースマーケティング部 営業部長。デジタルマーケティングと、アフィリエイト広告の領域を専門とし、比較サイトやアフィリエイトなど第三者のページとAI検索の関わりを扱います。

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