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AIO/LLMOコンサルティング比較|取り上げた14社の料金

この記事が取り上げる14社の公式サイトの記載(2026年9月19日と9月20日に確認)と、Google検索セントラル「Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する」をもとに、依頼できる支援の内容、契約から効果の検証までの流れ、成果の測り方、料金と契約の条件をまとめます。

LLMOコンサルティングを頼むと、何をしてもらえるのでしょうか。依頼できる業務は、現状の診断・戦略の設計・施策の実行・効果の検証の4つです。会社ごとの違いは、サイトの改修(=実装)まで請けるかどうかと、料金の示し方に表れます。

自社で担える部分と支援会社に任せる部分の線引きは、「依頼するか、自社で進めるか」の章で扱います。

この記事では、14社の公式サイトの記載をもとに、支援の流れ・成果の測り方・公開された料金を順に整理します。最後に、提案の場で確かめる8つの項目をまとめます。

LLMOコンサルティングとは?何を依頼できるのか

LLMOコンサルティングとは、どんなサービスなのでしょうか。LLMOはLarge Language Model Optimizationの略で、生成AIの回答に自社の情報が正しく取り上げられるよう、サイトや情報の発信を整える取り組みを指します。この定義はAI検索ラボの整理です。LLMOコンサルティングは、この取り組みを支援会社に頼むサービスです。

図1:看板の略語からは、支援の内容は分からない。

サービスの名前に掲げる略語は、会社ごとに違う
サービスの名前に掲げる略語は、会社ごとに違う

図1:看板の略語からは、支援の内容は分からない。

出所:GMO AI検索ラボ

会社ごとに異なる呼び名

同じ取り組みに、なぜいくつもの呼び名があるのでしょうか。LLMOはAIO・GEO・AEOとも呼ばれ、GEOは2023年11月公開の論文「GEO: Generative Engine Optimization」のタイトルの語です。Googleは、AEOとGEOを「AI 検索エクスペリエンスでの視認性の向上に特化した作業を説明するために使用されることがある用語」と説明しています。そのうえで、生成AI検索に向けた最適化はSEOの範疇にあるとしています。

支援会社のサービス名はどうなっているのでしょうか。サービス名にも複数の呼び名が並びます。CINCは「AI検索最適化(GEO/LLMO/AIO/AEO)コンサルティングサービス」、LANYは「LLMOコンサルティング(GEO/AIO/AEO/AI検索対策)」です。語の意味の違いは、LLMOとはにまとめています。

呼び名が違っても、依頼できる内容は同じ取り組みです。内容は4つの業務にまとまります。

LLMOコンサルティングのサービス内容

LLMOコンサルティングでは、どんな業務を頼めるのでしょうか。各社の公式サイトを並べると、現状の診断・戦略の設計・施策の実行・効果の検証の4つに分かれます。デジタルアイデンティティも、支援の流れを「ヒアリング」「現状調査・分析」「ご提案」「施策実施」「効果検証・改善」の5段で並べています。

図2:同じ作業が会社ごとに違う名前で呼ばれているため、名前では比べられない。

2社の支援の内容は4つに分かれ、呼び方は会社ごとに違う
2社の支援の内容は4つに分かれ、呼び方は会社ごとに違う

図2:同じ作業が会社ごとに違う名前で呼ばれているため、名前では比べられない。

出所:GMO AI検索ラボ

表で見る

業務主な作業公式サイトの記載の例現状の診断測るプロンプトを決め、自社と競合が生成AIの回答にどう出ているかを調べるLANY「対策するプロンプトの調査・策定」、センタード「LLMO現状診断」戦略の設計課題と施策を洗い出し、優先順位と進める順番を決めるLANYの対策ロードマップの作成、ナイル「戦略策定」施策の実行ページの構造と内容の改善、構造化データの実装、記事の制作、外部メディアへの対策プリンシプルは「SEO・LLMO共通施策(構造化データ実装/FAQ拡充/エンティティ整理 等)」を設計すると書く。センタード「第三者情報・比較サイト対策」効果の検証同じプロンプトで測り直し、変化を月次で報告するLANY「同一プロンプトで再調査」、CINCの月次レポートと効果検証レポート4つの業務と、それぞれの主な作業、公式サイトの記載の例。出典:各社の公式サイト(2026年9月19日時点)

支援の範囲で分かれる3つの型

4つの業務のうち、どこまでを1社に任せられるのでしょうか。違いが出るのは、施策の実行のうち実装を請けるかどうかです。CINCは「施策の実装やコーディングはお請けしておりません」と書き、記事の執筆とリライトを請けます。ミツエーリンクスは「構造化データ・サイト改修の実装(Web制作部門と連携)」、GMO TECHは「施策のご提案から実装までをワンストップでご提供」と書いています。

支援の範囲による3つの型(AI検索ラボの分け方)。コンサルティング型のうち、実装を請けないと明記しているのはCINCで、ほかの4社は公開情報が診断から検証までの範囲にとどまる会社として入れた。出典:各社の公式サイト(2026年9月19日時点)

型範囲例
コンサルティング型診断・戦略の設計・効果の検証を担うCINCは実装を請けないと明記した会社で、「施策の実装やコーディングはお請けしておりません」と書く。プリンシプル・アウンコンサルティング・ディテイルクラウドクリエイティブ・センタードは、公開情報の範囲が診断から検証まで
実装まで請ける型施策の提案に加えて、サイトの改修も請けると書いているミツエーリンクス「構造化データ・サイト改修の実装(Web制作部門と連携)」、GMO TECH「施策のご提案から実装までをワンストップでご提供」
ツールを使う型ツールの利用料を独立したプランにし、コンサルティングを別のプランにするGMO NIKKO(PLAN 01はソリューションツール、PLAN 02はコンサルテーション)

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14社は、それぞれどの型に当たるのでしょうか。型の根拠にした、実装と記事の制作についての記載を並べます。

14社の型と、その根拠になる実装と記事の制作についての記載。出典:各社の公式サイト(2026年9月19日時点。GMO NIKKOのサービスページだけ2026年9月20日時点)

会社型実装と記事の制作についての記載
LANY実装まで請ける型(別サービスとして対応可)「コンテンツ制作やサイト改修などの実装は、貴社・制作会社にご対応いただくほか、LANYの実行支援サービスでも対応可能です」。コンサルティングの範囲は要件定義とディレクションまで
プリンシプルコンサルティング型(公開情報は診断から検証まで)コンテンツ制作はオプション(1本8万円〜。税の記載なし)
ナイルプランによるSEOコンサルティングとのセットには「施策の実装支援」を含む。LLMOコンサルティング単体はコンサルティングの範囲
アウンコンサルティングコンサルティング型(公開情報は診断から検証まで)–
Hakuhodo DY ONE実装まで請ける型運用の段に「実装支援」。Webサイトの実装は別法人の博報堂アイ・スタジオと連携
ディテイルクラウドクリエイティブコンサルティング型(公開情報は診断から検証まで)記事の制作はAIOコンサルティング記事制作プラン
センタードコンサルティング型(公開情報は診断から検証まで)「既存ページのLLMO視点での修正指示」
CINCコンサルティング型(明記)「施策の実装やコーディングはお請けしておりません」。記事の執筆とリライトは請ける
Protea実装まで請ける型「戦略から実装まで一気通貫で対応します」。記事はデータで渡し、CMSへの入稿は別途オプション
デジタルアイデンティティ実装まで請ける型「施策実施」の段で、内部構造の改善やコンテンツ改修などを段階的に実行する
アイオイクスプランによるLLMO+SEOコンサルティング+実行支援に「制作実行」を含む。LLMO診断は診断だけ
ミツエーリンクス実装まで請ける型「構造化データ・サイト改修の実装(Web制作部門と連携)」
GMO NIKKOツールを使う型PLAN 01は計測と分析のツール。PLAN 02はコンサルティングで「施策概要、指示書のご提出」まで
GMO TECH実装まで請ける型「施策のご提案から実装までをワンストップでご提供」

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SEOと合わせたプラン

SEOの支援とまとめて頼めるのでしょうか。SEOと合わせたプランを公式サイトに載せるのは、プリンシプル・ナイル・アイオイクス・アウンコンサルティングです。GMO TECHのGEO Dash! byGMOは「SEOコンサルティングに追加料金なしで標準搭載」です。ナイルは、2つを組み合わせるねらいを次のように書いています。

SEO×LLMOのハイブリッドアプローチで、ChatGPT・AIモード・AIによる概要(AI Overviews)などに“自社が推薦される”状態を設計

出典:ナイル株式会社「LLMO(大規模言語モデル最適化)コンサルティング」(2026年9月19日時点)(新しいタブで開く)

GoogleとOpenAIの説明に沿った施策

提案に構造化データ(=ページの内容を検索エンジンに伝えるための記述)が入っていたら、どう読めばよいのでしょうか。Googleは、生成AI検索に構造化データは必須ではないとしています。一方で、リッチリザルトの対象になる助けとして、SEO全体の一部で使い続けることを勧めています。

施策の線引きはどこにあるのでしょうか。Googleはスパムに関するポリシーで、Google検索の生成AIの応答を操作しようとする試みをスパムの例に挙げています。OpenAIは、ChatGPTの検索結果に出すために、robots.txt(=クローラーに巡回してよい範囲を伝えるファイル)でOAI-SearchBotを許可するよう勧めています。この設定は自社で確かめられます。技術面はAI検索のテクニカルSEOとAEO対策のガイドにまとめています。

LLMOコンサルティングの業務は4つで、会社ごとの違いは実装をどこまで請けるかに表れます。依頼先を見るときは、まず3つの型のどれに当たるかを確かめます。

依頼するか、自社で進めるか

支援会社に頼まずに、自社だけでどこまで進められるのでしょうか。GoogleとBingでの生成AI向けの表示は、無料の公式レポートで自社だけで見られます。ChatGPTやPerplexityなどでの言及と引用は、支援会社の調査や各社のツールで測ります。

図3:この3社は、現状を調べる段を前に、効果を確かめる段を最後に置いている。

3社に共通する段は、診断・施策の決定・効果の確認の順に並ぶ
3社に共通する段は、診断・施策の決定・効果の確認の順に並ぶ

図3:この3社は、現状を調べる段を前に、効果を確かめる段を最後に置いている。

出所:GMO AI検索ラボ

自社だけで見られる範囲

Googleの生成AI機能での表示は、どこで見られるのでしょうか。Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートで、AIによる概要とGoogle AIモードでの表示回数を、ページ・国・日付・デバイスごとに見られます。このレポートは、2026年8月31日に世界中のすべてのサイトに公開されました。AI機能からのクリックは、検索タイプ「ウェブ」の通常のレポートに含まれます。

Bingでは何が見られるのでしょうか。BingはAI Performanceレポートを、2026年2月10日にBing Webmaster Toolsの公開プレビューとして発表しました。Microsoft Copilot・BingのAIが作る要約・一部の提携先で、出典として示された回数を見られます。

支援会社やツールで測る範囲

ChatGPTやPerplexityでの扱われ方は、どう調べるのでしょうか。これらの回答での言及と引用は、支援会社の調査や各社のツールで測ります。CINCは、ChatGPT・Perplexity・Gemini・Google AI Overviewsなどの回答を自社開発のツールで取得しています。自社でツールを使う場合はLLMO対策ツールの比較、測り方の全体はAI検索の効果測定にまとめています。

SEOを自社で進めている会社の頼み方

SEOをすでに自社で進めている場合は、どう頼めばよいのでしょうか。ナイルは「すでに自社でSEOに取り組まれている企業様の場合は、LLMOコンサルティング単体でもご利用いただけます。」と書いています。CINCは、内製化の支援にも対応しています。

まず現状だけを知りたいときは、どうすればよいのでしょうか。診断だけを頼む方法があり、LLMO診断にまとめています。担当者が知識を身につける道としては、LLMOのセミナーがあります。

GoogleとBingでの表示は自社で追え、ほかの生成AIでの言及と引用は支援会社やツールで測ります。この境目が、依頼する範囲を決める基準です。

LLMOコンサルティングの流れ

問い合わせてから支援が始まるまで、どんな順に進むのでしょうか。CINCは「お問い合わせ」「お打ち合わせ」「ご提案」「ご契約」「支援開始」の5つのSTEPです。GMO TECHは、ヒアリング、問題点の分析と競合調査、提案資料と見積もり、契約、目標のすり合わせの順に進みます。ディテイルクラウドクリエイティブは「STEP 6 月1回定例お打ち合わせ」までの導入フローを載せています。

契約の前に、無料で状況を見てもらえるのでしょうか。デジタルアイデンティティの流れは「Step 1. 無料相談・簡易調査」から始まります。CINCは「AI検索最適化(GEO/LLMO/AIO/AEO)の無料診断サービス」、プリンシプルは「LLMO 無料診断キャンペーン」を用意しています。

契約のあとに進む段

契約したあとは、どの段を踏むのでしょうか。3社の公式サイトに並ぶ段は、現状の把握から入り、施策を経てモニタリングへ進みます。

3社の公式サイトに並ぶ支援の段。出典:各社の公式サイト(2026年9月19日時点)

番号プリンシプル(STEP1〜5)ナイル(Step.1〜4)センタード(STEP 01〜05)
1ターゲットプロンプト選定現状分析/診断生成AIでの主要プロンプトの整理
2現状分析戦略策定AI上での引用・参照状況の可視化
3課題要因分析改善サポート課題の整理
4戦略立案・施策提案モニタリングと改善改善施策の提出と実施
5効果検証・PDCA–継続改善とLLMO状況のモニタリング

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最初の月には何をするのでしょうか。LANYは「約1ヶ月の戦略設計フェーズ」を初月に置き、2か月目以降に施策の実装と効果検証へ進みます。

期間の目安

支援にはどのくらいの期間がかかるのでしょうか。LANYの診断は、契約からレポート提出まで通常3〜4週間程度です。アイオイクスは、LLMO診断を「1ヶ月半」、LLMO+SEOコンサルティング+実行支援を「7ヵ月(初期調査1ヶ月+コンサルティング+制作実行6ヶ月)」としています。

SEOと合わせて頼む場合はどうでしょうか。ナイルはSEOページの料金表で「期間 6ヵ月〜」と示しています。同じページのFAQには「一般的には設計業務に1〜2ヶ月を頂いており、以降は実装確認、運用型の改善提案など状況に応じたご契約が可能」とあります。

用意しておく権限

支援会社には、どんな権限を渡すのでしょうか。Googleは、SEO業者から監査の提案を受けたとき、Search Consoleへの読み取り権限だけを渡すよう書いています。GA4(=Googleのアクセス解析ツール)には、設定とデータの表示ができる「閲覧者」の役割があります。

サイトの作り直しまで進むときは、どう分担するのでしょうか。プリンシプルは別サービス「サイトリニューアル支援」(420万円〜。税の記載なし)で、構築を「制作会社様や開発ベンダー様」と連携して進めます。

LANYとナイルの例では、最初の1〜2か月で戦略を設計し、その後に施策と検証を繰り返す順に進みます。契約の前に、期間と渡す権限を決めておきます。

成果の考え方とKPI設計

LLMOコンサルティングの成果は、何で判断するのでしょうか。AI検索ラボは、言及と引用を分けて考えます。言及は回答の文に会社名や商品名が出ること、引用は回答の出典として自社のページが示されることです。KPI(=成果を測るために決める指標)で決めるのは、プロンプト・言及か引用か・間隔・判断の時期の4つです。

図4:露出と流入の両方が並ぶので、成果として何を測るかは提案の場で確かめる。

成果には、露出や認知と、流入や見込み顧客との接点の両方が並ぶ
成果には、露出や認知と、流入や見込み顧客との接点の両方が並ぶ

図4:露出と流入の両方が並ぶので、成果として何を測るかは提案の場で確かめる。

出所:GMO AI検索ラボ

指標と見られる場所

支援会社は、どの指標を報告に使うのでしょうか。LANYは「自社・競合の推奨率や言及率を可視化します」と書いています。センタードはFAQで、成果指標に「AI Overview での表示数」「生成AI経由の流入数」を挙げています。GMO TECHのLocal GEO Dash!は「指名検索ボリュームやAI言及・引用数を月次で計測します」です。

生成AIの回答での成果を測る主な指標。「-」は公式サイトに記載が無い項目。出典:言及率・推奨率・引用件数・流入とコンバージョンの行は各社の公式サイト、引用件数の行のBingはMicrosoft Bing Blogs、表示回数の行はSearch Console ヘルプ「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」(2026年9月19日時点)

指標数えるもの数える期間の単位見られる場所
言及率決めたプロンプトへの回答のうち、回答の文に自社の名前が出た回答の割合–支援会社の調査(LANYは「自社・競合の推奨率や言及率を可視化します」と書く)
推奨率決めたプロンプトへの回答のうち、自社がすすめる先として挙がった回答の割合。言及率との数え分けは各社の調査の設計による–支援会社の調査(LANY)
引用件数回答に出典として自社のページが示された件数–支援会社の調査(ナイル)。Bing Webmaster ToolsのAI Performanceは、Microsoft Copilot・BingのAIが作る要約・一部の提携先の3つを対象に数える。無料で自社だけで見られる
表示回数(インプレッション数)Googleの生成AI機能で、サイトへのリンクが表示された回数日ごと。ページ・国・デバイスでも切り分けられるSearch Consoleの生成AIパフォーマンスレポート。対象はAIによる概要とGoogle AIモード。無料で自社だけで見られる
流入とコンバージョン(CV)生成AIの回答からサイトへ来た人の数と、問い合わせや購入などの成果アクセス解析の設定によるアクセス解析。ChatGPTやPerplexityからの流入は参照元で分けられる。GoogleのAI機能からのクリックは検索タイプ「ウェブ」の通常のレポートに入る(ナイルとLANYが報告の対象に挙げる)

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どのくらいの間隔で見直すのでしょうか。センタードとGMO NIKKOのPLAN 02は、月1回の間隔を示しています。打ち合わせの回数は「支援体制と契約の条件、提案で確かめる項目」の章にまとめています。数え方の詳細はAI検索の効果測定にまとめています。

事業の成果につなげる

AIに推薦されることを、そのまま目標にしてよいのでしょうか。ナイルは、推薦されること自体が目的になり、どんな情報で推薦されるのか、事業の成果につながるのかが抜け落ちる例を落とし穴に挙げています。LANY・センタード・CINCの3社が公式サイトで掲げる成果は、露出と認知、流入と接点の2つにまたがります。

表で見る

会社公式サイトに書かれている成果と、AI検索ラボの区分LANY「AI経由の流入数やコンバージョン数の増加」(流入と接点)/「AI経由での認知率・問い合わせ率の上昇」(露出と認知、流入と接点の両方)/「副次的なSEOやPRの積み上げの成果」(露出と認知)センタード「競争優位性の確立」(露出と認知)/「ブランド認知・信頼性の向上」(露出と認知)/「質の高い見込み顧客との接点」(流入と接点)/「ブランド毀損リスクの回避」(露出と認知)CINC「企業、ブランド、ドメイン・サイトの露出最大化」(露出と認知)/「新しい流入チャネルの獲得」(流入と接点)/「競争優位性の獲得」(露出と認知)/「企業、ブランド、ドメイン・サイトの信頼性、権威性の確立」(露出と認知)公式サイトに書かれている成果と、AI検索ラボの区分を、3社分並べた。ここでの成果は、各社が期待される効果として掲げた項目である。出典:各社の公式サイト(2026年9月19日時点)

成果は、言及と引用を分けて測り、流入と問い合わせまでつなげて判断します。どの指標を自社で見て、どれを支援会社に頼むかは、契約の前に決めます。

LLMOコンサルティングの料金

LLMOコンサルティングの料金は、どう示されているのでしょうか。各社の公式サイトでは、月額で公開する形、診断やスポットの金額を公開する形、見積もりや資料で示す形の3つに分かれます。

図5:公式サイトに書かれていない条件は、提案の場で確かめる。

契約の前に確かめる項目
契約の前に確かめる項目

図5:公式サイトに書かれていない条件は、提案の場で確かめる。

出所:GMO AI検索ラボ

14社の公式サイトに名前が出ているプラン。金額は万円の表記にそろえた。「〜」の付いた金額は下限。「-」は公式の記載にその項目が無いこと。並びは第7章と同じ順で、優劣は表さない。初期費用の0円は、アウンコンサルティングは2025年6月23日の発表文、GMO TECHはLocal GEO Dash! byGMOのページの記載。ディテイルクラウドクリエイティブの契約期間は会社全体の特定商取引法に基づく表記から採った。出典:各社の公式サイト(2026年9月19日時点。アウンコンサルティングの料金の欄とGMO NIKKOのサービスページは2026年9月20日時点。GMO NIKKOの税抜の表記は2026年8月3日の発表文)。Proteaの行だけは同社の2026年3月5日の比較記事から採った

会社プラン支援の種別公開料金と単位初期費用契約期間
LANYLLMOコンサルティングコンサルティングと実行支援サービス資料で案内––
プリンシプルSEO+LLMOセットコンサルティング月額100万円280万円(公式の欄名は「初期調査/分析戦略策定」)–
プリンシプルLLMOライトモニタリング計測と報告月額15万円30万円–
プリンシプルLLMOスポットコンサルティングコンサルティング80万円(単位は「スポット」)––
プリンシプルLLMO伴走コンサルティングコンサルティング月額30万円80万円–
プリンシプルコンテンツ制作(オプション)記事の制作1本8万円〜––
プリンシプルアクセスログ分析(オプション)分析30万円〜––
ナイルLLMOコンサルティング+SEOコンサルティングコンサルティングと実装支援月額60万円〜––
ナイルLLMOコンサルティングコンサルティング月額30万円〜––
アウンコンサルティングAIOリサーチ診断月額10万円〜–「契約期間:3ヶ月〜」
アウンコンサルティングAIOコンサルティングコンサルティング月額30万円〜0円(2025年6月23日の発表文)「6ヶ月〜」
アウンコンサルティングSEO/AIOコンサルティングコンサルティング月額40万円〜–「6ヶ月〜」
Hakuhodo DY ONEAIO(AI最適化)コンサルティング診断とコンサルティングと実装支援–––
ディテイルクラウドクリエイティブ初期分析プラン診断10万円〜(単位は「スポット」)–特定商取引法に基づく表記に「ご契約開始から6ヶ月間は最低利用期間」
ディテイルクラウドクリエイティブAIOコンサルティングプランコンサルティング問い合わせ–同上
ディテイルクラウドクリエイティブAIOコンサルティング記事制作プラン記事の制作問い合わせ–同上
センタードLLMOコンサルティングコンサルティング月額30万円〜(税別)–「最低契約期間 6ヶ月」
CINCAI検索最適化コンサルティングサービスコンサルティングと記事の制作都度の見積もり–「特にございません」
ProteaAIフォースSEOコンサルティングと実装自社メディアの比較記事に「従来の約1/4のコスト」––
デジタルアイデンティティLLMO/AIO/AI Overviews対策コンサルティングと実装「ミニマム月額約60万〜」–「最低6ヶ月から」
アイオイクスLLMO診断診断20万円〜(税込22万円〜)–-(支援の期間は「1ヶ月半」)
アイオイクスLLMO+SEOコンサルティング+実行支援コンサルティングと制作実行月額60万円〜(税込月額66万円〜)–「最低契約期間は6ヶ月」。3か月ごとの区切りも可(支援の期間は「7ヵ月」)
ミツエーリンクスGEO / LLMOコンサルティング調査と分析と設計と施策立案50万円〜––
GMO NIKKOPLAN 01 ソリューションツールツール月額10万円(発表文は「税抜」)–「最低契約期間:12ヶ月〜」
GMO NIKKOPLAN 02 コンサルテーションコンサルティング月額60万円–「最低契約期間:6ヶ月〜」
GMO NIKKOPLAN 03 エンタープライズ–欄は「ASK」–「最低契約期間:12ヶ月〜」
GMO TECHGEO Dash! byGMOコンサルティングと実装無料相談––
GMO TECHLocal GEO Dash! byGMO(店舗の事業者向け・3プラン)実装と記事の制作資料で案内0円(Local GEO Dash! byGMOのページ)–

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公開された金額の幅

月額は、どのくらいの幅にあるのでしょうか。公開された月額は、月額10万円から月額100万円までです。下はアウンコンサルティングのAIOリサーチ「10万円/月〜」(税の記載なし)とGMO NIKKOのPLAN 01「100,000円/月」(発表文で税抜)、上はプリンシプルのSEO+LLMOセット(税の記載なし)です。この幅は、各社が公開した金額を並べた範囲です。相場はAIO対策の費用相場にまとめています。

税と初期費用の表記

金額は、税抜と税込のどちらで書かれているのでしょうか。LLMOのプランでは、センタードは「税別」、アイオイクスは「税込」です。GMO NIKKOのPLAN 01は、2026年8月3日の発表文で「月額10万円(税抜)」とされています。ディテイルクラウドクリエイティブは、会社全体の特定商取引法に基づく表記に「別途消費税を頂戴いたします。」と書いています。

初期費用はかかるのでしょうか。アウンコンサルティングは2025年6月23日の発表文で「初期費用0円、月額30万円(税別)・6か月*からご契約いただけます。」と示しています。GMO TECHのLocal GEO Dash! byGMOも「初期費用0円」で、料金は「詳細な料金・機能比較は資料にてご案内しております」です。

金額が変わる条件

同じプランでも、金額が変わるのはどんなときでしょうか。サイトの規模と支援の範囲で変わります。プリンシプルは支援の内容と範囲、ナイルは企業規模や支援内容で価格が異なるとしています。ミツエーリンクスは「サイトの規模・現状・対応範囲によって変動します」と書いています。

見積もりで示す会社は、何をもとに金額を決めるのでしょうか。LANYは、規模・分析の深度・競合調査の範囲に応じて個別に見積もります。アウンコンサルティングは「※表示価格は参考価格です。対象商材やウェブサイトの状況、分析範囲に応じて価格を調整する場合があります。」と書いています。CINCは「様々な要因によって料金は大きく上下するため」として、都度の見積もりです。

公開された月額は10万円から100万円までの幅にあり、サイトの規模と支援の範囲で変わります。比べるときは、税の表記と、「〜」の付いた下限の金額かどうかをそろえて読みます。

LLMOコンサルティング会社14社の支援と料金

この記事の14社は、どう選んだのでしょうか。道筋は4つです。1つ目は、2026年9月9日の日本語Google検索の上位10件に公式ページが出た6社です。2つ目は比較記事に名前が挙がる5社、3つ目はAhrefs(国=日本、2026年9月8日)の上位10件で足したミツエーリンクスです。

図6:同じ月額でも含まれる作業の範囲が違うため、金額だけでは比べられない。

公開されている月額には、10万円のプランもあれば100万円のプランもある
公開されている月額には、10万円のプランもあれば100万円のプランもある

図6:同じ月額でも含まれる作業の範囲が違うため、金額だけでは比べられない。

出所:GMO AI検索ラボ

4つ目は、AI検索ラボの運営元であるGMO NIKKOと、GMO TECHの2社です。並びは選んだ道筋の順で、優劣は表しません。会社の選び方はLLMOコンサルティング会社の比較にまとめています。

LANY

LANYは、初月に何をするのでしょうか。プロンプトの調査と策定、AIがブランドを選ぶ理由の分析、ロードマップの作成、モニタリングダッシュボードの作成です。金額はサービス資料で案内し、「基本的なプランもございます」としています。

図7:画面はページの上部で、右側は資料請求のフォーム。料金プランの欄と支援のプロセスの6段は、この範囲より下にある(2026年9月10日時点)

LANYのLLMOコンサルティングのページの上部
LANYのLLMOコンサルティングのページの上部

図7:画面はページの上部で、右側は資料請求のフォーム。料金プランの欄と支援のプロセスの6段は、この範囲より下にある(2026年9月10日時点)

出所:LLMOコンサルティング(GEO/AIO/AEO/AI検索対策)(株式会社LANY)

プリンシプル

プリンシプルは、どんなプランを公開しているのでしょうか。SEO+LLMOセットは「初期調査/分析戦略策定」280万円と月額100万円です。ライトモニタリングは初期30万円・月額15万円、スポットは80万円、伴走は初期80万円・月額30万円です。オプションに、コンテンツ制作1本8万円〜と、サイト規模に応じたアクセスログ分析30万円〜があります。金額には、いずれも税の記載がありません。

図8:画面はページの上部で、右の目次に「LLMOコンサルティングのご提供価格」が並ぶ。金額そのものはこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

プリンシプルのLLMOコンサルティングのページの上部
プリンシプルのLLMOコンサルティングのページの上部

図8:画面はページの上部で、右の目次に「LLMOコンサルティングのご提供価格」が並ぶ。金額そのものはこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

出所:LLMOコンサルティング(株式会社プリンシプル)

ナイル

ナイルの2つのプランは、何が違うのでしょうか。SEOとのセットは月額60万円〜(税の記載なし)です。セットには、引用状況調査とSEOとLLMOの内部技術調査、施策の実装支援が入ります。改善提案と効果検証、定期レポートと定例報告会も含みます。LLMOコンサルティング単体は月額30万円〜(税の記載なし)です。SEOページには「期間 6ヵ月〜」とあります。

図9:画面はページの上部で、右側は問い合わせフォーム。2つのプランの金額はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

ナイルのLLMOコンサルティングのページの上部
ナイルのLLMOコンサルティングのページの上部

図9:画面はページの上部で、右側は問い合わせフォーム。2つのプランの金額はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

出所:LLMO(大規模言語モデル最適化)コンサルティング(ナイル株式会社)

アウンコンサルティング

アウンコンサルティングの支援は、どう進むのでしょうか。AIO分析・競合比較・改善提案・継続検証の4段で進み、海外向けのAIO対策も請けます。パートナー企業は、AI Hack・GENERAL TRADING CO., LTD.・COLOR ADSです。連携について「各分野に強みを持つパートナー企業と連携し、AI分析、外部情報源、中国市場対応まで支援領域を拡張しています。」と書いています。

料金はいくらでしょうか。AIOリサーチが月額10万円〜(3ヶ月〜)、AIOコンサルティングが月額30万円〜(6ヶ月〜)、SEO/AIOが月額40万円〜(6ヶ月〜)で、料金の欄に税の記載はありません。

図10:画面はページの上部で、「2,000社+ 国内外の支援実績」「48カ国+ グローバル対応」が並ぶ。料金の欄はこの範囲に入っていない(2026年9月10日時点)

アウンコンサルティングのAIOサービスのページの上部
アウンコンサルティングのAIOサービスのページの上部

図10:画面はページの上部で、「2,000社+ 国内外の支援実績」「48カ国+ グローバル対応」が並ぶ。料金の欄はこの範囲に入っていない(2026年9月10日時点)

出所:AIOコンサルティング(アウンコンサルティング株式会社)

Hakuhodo DY ONE

Hakuhodo DY ONEは、どの生成AIを対象にしているのでしょうか。「生成AIに特化した診断・コンサルティングサービス」として、「AI Overviews、AI モード、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claude」を挙げています。初期の段は現状分析・課題抽出・施策起案、運用の段は実装支援・モニタリング・伴走支援です。

サービスはいつ始まったのでしょうか。2025年3月5日にAIO診断サービスとして始まりました。2026年9月4日にはONE-AIO Labを発表し、「AIO状況可視化・診断」「改善コンサルティング〜実装支援」を掲げています。

図11:画面はページの上部で、写っているのはパンくずとメインの画像だけ。2つの段の図と料金の有無は、この範囲では読み取れない(2026年9月10日時点)

Hakuhodo DY ONEのAIOコンサルティングのページの上部
Hakuhodo DY ONEのAIOコンサルティングのページの上部

図11:画面はページの上部で、写っているのはパンくずとメインの画像だけ。2つの段の図と料金の有無は、この範囲では読み取れない(2026年9月10日時点)

出所:AIO(AI最適化)コンサルティング(株式会社Hakuhodo DY ONE)

ディテイルクラウドクリエイティブ

ディテイルクラウドクリエイティブは、どこから始められるのでしょうか。初期分析プランは「10万円~/スポット」で、会社全体の特定商取引法に基づく表記では消費税を別途としています。ほかの2プランは「費用詳しくはお問い合わせください」です。記事制作では「AI Overviewに引用させるための記事制作(月2本~)」を請けます。特定商取引法に基づく表記には「ご契約開始から6ヶ月間は最低利用期間となり、その後は1か月単位での自動更新となります。」とあります。

図12:画面はページの上部で、次の見出しは「AIO/LLMO/GEOとは?」。3つのプランと金額はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

ディテイルクラウドクリエイティブのAIO/LLMOコンサルティングのページの上部
ディテイルクラウドクリエイティブのAIO/LLMOコンサルティングのページの上部

図12:画面はページの上部で、次の見出しは「AIO/LLMO/GEOとは?」。3つのプランと金額はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

出所:AIO/LLMOコンサルティングサービス(株式会社ディテイルクラウドクリエイティブ)

センタード

センタードのメニューは何でしょうか。「LLMO現状診断」「AI参照を前提とした情報設計」「コンテンツと構造の改善支援」「第三者情報と比較サイトの対策」「定点観測と改善のPDCA」の5つです。料金は月額30万円(税別)からで、最低契約期間は6か月です。月1回の定例会と月次レポートがあります。

図13:画面はページの上部で、「顧客満足度96%」「顧客推奨度90%」には「2022-24年の289名への「顧客アンケート調査」より」という注記が付く。金額と最低の契約期間はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

センタードのLLMOコンサルティングのページの上部
センタードのLLMOコンサルティングのページの上部

図13:画面はページの上部で、「顧客満足度96%」「顧客推奨度90%」には「2022-24年の289名への「顧客アンケート調査」より」という注記が付く。金額と最低の契約期間はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

出所:LLMOコンサルティング(株式会社センタード)

CINC

CINCは、どの領域を支援するのでしょうか。施策立案・サイト基盤の構築・自社メディア対策・外部メディア対策の4つです。料金は「費用は都度見積もりとさせていただいております」です。最低契約期間は「特にございません。クライアントのご状況に応じた最適な期間をご提案します。」としています。

図14:画面はページの上部で、「お問い合わせ」と「無料診断」のボタンが並ぶ。費用についての記載は、この範囲より下のよくある質問にある(2026年9月10日時点)

CINCのAI検索最適化コンサルティングサービスのページの上部
CINCのAI検索最適化コンサルティングサービスのページの上部

図14:画面はページの上部で、「お問い合わせ」と「無料診断」のボタンが並ぶ。費用についての記載は、この範囲より下のよくある質問にある(2026年9月10日時点)

出所:AI検索最適化(GEO/LLMO/AIO/AEO)コンサルティングサービス(株式会社CINC)

Protea

ProteaのAIフォースSEOは、どんなサービスでしょうか。「従来のSEOを土台に、AIO・LLMO対策を一体で行うAI検索最適化サービス」で、「戦略から実装まで一気通貫で対応します」としています。記事はデータで渡し、CMS(=サイトの記事を管理する仕組み)への入稿は別途オプションです。

図15:画面はサービスページの上部で、「AI引用数25倍」「アクセス数11倍」に「※弊社実績」と添えられている。比較記事は別のページで、この画面には入っていない(2026年9月10日時点)

AIフォースSEOの公式ページの上部
AIフォースSEOの公式ページの上部

図15:画面はサービスページの上部で、「AI引用数25倍」「アクセス数11倍」に「※弊社実績」と添えられている。比較記事は別のページで、この画面には入っていない(2026年9月10日時点)

出所:AIフォースSEO(株式会社Protea)

デジタルアイデンティティ

デジタルアイデンティティは、何を支援するのでしょうか。「AIによる影響の可視化」「AIに読みやすい内部構造への改善」「引用されるコンテンツへのリライト」「AIの信頼性を獲得する一次情報の提供」の4つです。料金は「ミニマム月額約60万〜」(税の記載なし)で、「最低6ヶ月から承っております」としています。

図16:画面はページの上部で、見出しは「LLMO/AIO/AI Overviews対策」、右端に「50項目 無料診断」の導線がある。金額と最低の契約期間はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

デジタルアイデンティティのLLMO対策のページの上部
デジタルアイデンティティのLLMO対策のページの上部

図16:画面はページの上部で、見出しは「LLMO/AIO/AI Overviews対策」、右端に「50項目 無料診断」の導線がある。金額と最低の契約期間はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

出所:LLMO/AIO/AI Overviews対策(株式会社デジタルアイデンティティ)

アイオイクス

アイオイクスのLLMO診断では、何をするのでしょうか。コンテクスト整理とプロンプト設計、被言及・被引用の競合調査、ギャップ分析、施策の一覧づくりです。体制はコンサルタント1名とコミュニケーションサポート1名です。

料金と期間はどうなっているのでしょうか。LLMO診断は20万円〜(税込22万円〜)で、期間は「1ヶ月半」です。LLMO+SEOコンサルティング+実行支援は月額60万円〜(税込月額66万円〜)で、「最低契約期間は6ヶ月」としています。3か月ごとに区切った契約にも対応します。

ミツエーリンクス

ミツエーリンクスの支援には、何が入るのでしょうか。AI対策状況調査、現状分析、対策テーマと改修領域の設計、各種施策の立案の4つで、50万円(税の記載なし)からです。

GMO NIKKO

GMO NIKKOのサービスは、どんな構成でしょうか。「AIO対策のオールインワンツール」として、3つのプランを置いています。PLAN 01は月額10万円(発表文で税抜)・最低12か月〜で、計測ツールのデータの一元管理、言及と引用の状況の分析、URL単位のAI視認度診断(全32項目)を備えます。

コンサルティングを頼むときは、どのプランでしょうか。PLAN 02は月額60万円(税の記載なし)・最低6か月〜です。内容は、AIO戦略MTGと月1回の定例MTG、施策概要と指示書の提出です。プロンプトの定点調査とKPIの進捗レポートも含みます。PLAN 03は「ASK」・最低12か月〜で、「ご要望に応じたプランニング」です。2026年8月3日に提供を始め、「2週間 無料トライアル」を用意しています。

図17:画面はページの上部で、「今すぐ2週間無料トライアル」のボタンがある。3つのプランの金額と最低契約期間はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

GMO AI最適化ブーストの公式サービスページの上部
GMO AI最適化ブーストの公式サービスページの上部

図17:画面はページの上部で、「今すぐ2週間無料トライアル」のボタンがある。3つのプランの金額と最低契約期間はこの範囲より下にある(2026年9月10日時点)

出所:GMO AI最適化ブースト(GMO NIKKO株式会社)

GMO TECH

GMO TECHの2つのサービスは、何が違うのでしょうか。GEO Dash! byGMOは、施策の提案・実装・効果検証・月次報告を担います。Local GEO Dash! byGMOは店舗の事業者向けで、構造化マークアップの代行実装、AIに向けた記事の制作、AIOの指標の月次レポートを含み、「受注から最短2週間で運用開始」です。店舗向けの施策はMEOツールの比較にまとめています。

14社は、支援の内容も料金の示し方もそれぞれ異なります。比べるときは、支援の段と料金の欄を公式サイトで並べて読みます。

支援体制と契約の条件、提案で確かめる項目

契約の前に、支援の体制はどこまで分かるのでしょうか。支援に入る人を公式サイトに載せるのは4社です。LANYは役職と名前、センタードはメンバー4名を載せています。ナイルはSEOコンサルタントとコンサルティングセールスという職種、アイオイクスはコンサルタント1名とコミュニケーションサポート1名を示しています。窓口については、GMO NIKKOが「当社専任担当」の語でサポートの窓口を示しています。

打ち合わせの回数

打ち合わせは、月に何回あるのでしょうか。回数を示すのは、センタードの月1回の定例会、GMO NIKKOのPLAN 02の月1回の定例MTG、ディテイルクラウドクリエイティブの「STEP 6 月1回定例お打ち合わせ」です。ナイルは「定期レポート・定例報告会」、LANYは「定例MTG」を設けています。LANYの初月は、キックオフ・中間報告・最終報告の3回です。

最低契約期間の示し方

最低契約期間は、どう書かれているのでしょうか。センタード・デジタルアイデンティティ・アイオイクス・GMO NIKKOは「最低契約期間」の語で示しています。アウンコンサルティングは「契約期間:3ヶ月〜」の形です。ディテイルクラウドクリエイティブは、特定商取引法に基づく表記で「ご契約開始から6ヶ月間は最低利用期間」としています。CINCは「特にございません」とし、ナイルはSEOページに「期間 6ヵ月〜」と書いています。

Googleが挙げる質問

提案を受けたとき、何を尋ねればよいのでしょうか。Googleは業者を選ぶときの質問として、期待される結果とその時期、成果の測り方、担当者との連絡の方法、過去の作業のサンプルと成功事例などを挙げています。AI機能向けの助言が、Google検索の公式ガイダンスに沿っているかも確かめるよう書いています。

順位や引用を約束する提案は、どう受け止めればよいのでしょうか。Googleは、Googleで一番上に掲載されることは誰にも保証できないとしています。そのうえで、掲載順位を保証すると主張する業者に注意するよう求めています。

ほかに、提案のどこを見ればよいのでしょうか。「成果の考え方とKPI設計」の章で挙げたナイルの落とし穴をもとに、推薦のされ方と事業の成果のつながりを確かめます。

提案で確かめる8つの項目

発注の前に、何を確かめればよいのでしょうか。流れ・KPI・料金の章をもとに、次の8つを提案と見積もりに照らして確かめます。

  • 期待される結果とその時期、成果の測り方(どの生成AIを、どのプロンプトで、何件、どの頻度で測るか)
  • 最低の契約期間と、途中でやめるときの条件
  • 定例の打ち合わせの回数と、担当者との連絡の方法
  • 担当が固定されるのか、案件ごとに組まれるのか
  • 実装や記事の制作が含まれるのか、別の料金になるのか、制作会社と連携できるのか
  • 第4章「LLMOコンサルティングの流れ」で挙げた権限(Search Consoleの読み取り権限とGA4の役割)を、いつどこまで渡すのか
  • 助言がGoogle検索の公式ガイダンスに沿っているか
  • 見積もりがいつ出るか、費用がいつから発生するか、契約の前にどこまで無償か

体制・打ち合わせ・契約期間は、会社ごとに公開の範囲が違います。8つの項目を提案の場で確かめると、支援の内容を同じ物差しで比べられます。

よくある質問

LLMOコンサルティングとSEO対策は何が違いますか?SEO対策をしていれば不要ですか?

SEO対策をしていても、LLMOコンサルティングを頼む余地はあります。Googleは生成AI検索に向けた最適化をSEOの範疇としており、ナイル・プリンシプル・アイオイクス・アウンコンサルティングはSEOと合わせたプランを公開しています。自社でSEOを進めている場合の頼み方は、「依頼するか、自社で進めるか」の章にまとめています。

始めてから、どのくらいで成果が出ますか?

公開されている例では、成果が出始めるまでの期間は1〜6か月ほどです。CINCは「コンサルティング開始後3カ月~6カ月ほどで成果が出始めるケースが多い」とし、6か月以上かかる場合もあるとしています。ProteaはFAQで「AI引用数の増加が1〜3ヶ月、アクセス・指名検索の増加が3〜6ヶ月で現れるケースが多い」と書いています。

料金はどのくらいですか?固定の料金プランはありますか?

固定の金額を公開しているプランがあります。プリンシプルのライトモニタリング(初期30万円・月額15万円)と伴走(初期80万円・月額30万円)で、どちらも税の記載なしです。GMO NIKKOはPLAN 01が月額10万円(発表文で税抜)、PLAN 02が月額60万円(税の記載なし)です。下限の金額を示す会社と税の表記は、「LLMOコンサルティングの料金」の章の表にまとめています。

SEO対策を他社に依頼中でも、並行して依頼できますか?

並行して依頼できる会社があります。LANYは、SEOを他社に依頼中でも並行して依頼できるとしています。現在の施策をヒアリングしたうえで、重複なく進める体制を提案します。

実装は制作会社が行う予定ですが、連携して進められますか?

制作会社と連携して進められる会社があります。LANYは、クライアント・制作会社・LANYの3社体制に対応しています。CINCは記事の執筆とリライトを請け、実装については「施策の実装やコーディングはお請けしておりません」としています。実装まで請ける会社は、「LLMOコンサルティングのサービス内容」の章の表にまとめています。

自社で内製化できますか?

計測の一部は内製できます。GoogleとBingでの表示は、無料の公式レポートで自社だけで追えます。ほかの生成AIでの言及と引用はツールや支援会社の調査で測り、CINCは内製化の支援にも対応しています。範囲の境目は「依頼するか、自社で進めるか」の章にまとめています。

どのAIに対応していますか?

対応するAIは会社ごとに異なり、CINC・アイオイクス・Hakuhodo DY ONEはChatGPT・Gemini・GoogleのAI機能をそろって挙げています。CINCは「ChatGPT、Perplexity、Gemini、Google AI Overviewsなど」、アイオイクスは「ChatGPT・Gemini・AI Mode・Perplexity」です。Hakuhodo DY ONEは「AI Overviews、AI モード、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claude」を挙げています。LANYは、ChatGPTとGeminiを中心に対策するケースが多いとしています。

生成AIに引用されることを保証してもらえますか?

掲載の保証について、Googleは誰にもできないとしています。そのうえで、掲載順位を保証すると主張する業者に注意するよう求めています。提案の手法を確かめる観点は、「支援体制と契約の条件、提案で確かめる項目」の章にまとめています。

最低契約期間はありますか?

最低契約期間は会社とプランごとに異なり、公開されている期間は3か月から12か月の幅です。CINCは「特にございません。クライアントのご状況に応じた最適な期間をご提案します。」としています。各社の期間は、「LLMOコンサルティングの料金」の章の表と「支援体制と契約の条件、提案で確かめる項目」の章にまとめています。

成果は何で測りますか?

言及率・推奨率・表示回数・流入数などで測ります。言及率と推奨率は支援会社の調査で測り、表示回数はSearch Consoleの生成AIパフォーマンスレポートで自社でも見られます。指標ごとの見られる場所は、「成果の考え方とKPI設計」の章の表にまとめています。

依頼の前に準備しておくことはありますか?

支援会社に渡す権限を決めておきます。Search Consoleの読み取り権限とGA4の「閲覧者」の役割については、「LLMOコンサルティングの流れ」の章にまとめています。OpenAIが勧めるrobots.txtでのOAI-SearchBotの許可も、自社で確かめられます。

契約の前に無料で診断を受けられますか?

無料の診断やトライアルを用意している会社があります。CINCは「AI検索最適化(GEO/LLMO/AIO/AEO)の無料診断サービス」で、「CINC独自のチェックリストに基づいて無料で診断」します。プリンシプルは「LLMO 無料診断キャンペーン」、GMO NIKKOは「2週間 無料トライアル」を設けています。デジタルアイデンティティのページにも「50項目 無料診断」の導線があります。

執筆者紹介

研究員

植田 祐介

GMO NIKKO株式会社 グロースマーケティング部 営業部長。デジタルマーケティングと、アフィリエイト広告の領域を専門とし、比較サイトやアフィリエイトなど第三者のページとAI検索の関わりを扱います。

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調査レポート日本のAI検索 実態レポート 第1回:通信キャリア編